逃げた先が戦場だった話

本音は働きたくない ~オフィス人間観察~

前回投稿した仕事関係の話(うるさいパワハラ上司・漆原)から1年が経ちました。

 

ワタシ
ワタシ

うるさいパワハラ上司の話①は コチラ

うるさいパワハラ上司の話②は コチラ

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1年経ち、転職しました。

転職して1カ月が経ちました。

 

正直、思っていた未来とはちょっと違っていて――いや、かなり違っていて。
前職の”パワハラ上司”と”自信満々すぎる中途さん”から解放されるため、転職を決意したものの・・・

新天地はもっときつかった。
「ヤンキー上がりの女子社員」に、日々メンタルを削られながら、新たな現場で格闘中です。

 

転職先は、医療事務の現場。

 

資格は持っていたけれど、ずっと塩漬けのままだった。
正直、「もうこの資格を使うことはないだろう」と思っていた。
でも、ちょうどタイミング良く紹介されたこともあり、「これが最後のチャンスかも」と思って、思いきって飛び込んでみた。

 

未経験。
最初から器用にこなせるはずもない。

 

勤務初日から、怒鳴られた。

 

「こんなに怒鳴られることある?」ってくらい、容赦ない。
しかも、患者さんの前でも関係なし。

どうやら「未経験で入ってきた人」というレッテルが強烈に貼られているようで、
私の言葉、タイミング、対応すべてにダメ出しが入る。

 

・患者さんが受付に来たので、まず体温をお願いしたら:
「体温は最後って言ったよね?(怒)」

・その体温を患者さんに伝えたら:
「高熱じゃなければ患者に伝える必要ない!(怒)」

・患者さんに質問されて少し焦って「はいっ」と返したら:
「落ち着きない社会人!年齢的にも落ち着いて行動して!(怒)」

・書類をコピーしていたら:
「何勝手にコピーしてるの⁉ 勝手なことはしないで!(怒)」

・自分なりに勉強しようと、過去のカルテを見ようとしたら:
「今、何しようとしてた?カルテはまだ早い!やる気あるの⁉ 勉強してる?やる気が全然見えない!(怒)」

怒られない日は、ない。
こんなに萎縮しながら仕事したの、初めてかもしれない。

 

私が仕事をうまくできるようになれば、怒られなくなるのかな。

でも――
その前に、私の心がつぶれてしまいそう。

毎日、心が「ギュッ」と握りつぶされるような感覚になる。
深呼吸しても、胸の奥にずっと重たいものが残る。

笑顔で出勤できる日なんて、来るんだろうか。
そう思いながら、今日も制服に袖を通す。

 

 

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