これは思い出すだけでも、悔しい。
うるさくてパワハラな上司、ここでの名前を『漆原(ウルハラ)』とする。
この上司のことは過去記事、上司漆原が嫌い で、説明しているのだけれど、この人はとにかくYESマンが大好き。
ワタシが仕事に対する意見を言うと、不平不満だと、怒る。
「不平不満ではなく、提案です」と、言い返したことがあったけど、
そこから漆原は、ワタシを組織から除外し始めた。
今まで取り組んでいた仕事のチームに新しい人を入れ、その方にワタシの仕事を振るようにした。
ワタシは少しずつ仕事がなくなっている。
新しい人が下請け的にワタシに仕事を下ろさない限り、会社に居場所はなくなるだろう。
しかしこれは自分のことなので、まだ我慢が出来る。
ワタシの子供が大学に合格した頃の話。
金融関係のことが学べて、就職が強い大学に入学を決めたとき、いきなり、
『この金の亡者が!!金で人を動かそうとしている奴だ!!』
と言い始めた。さらに、
『うちの子供は、堅実に学ぶための大学を出ているから、そんな不純な考えで大学には行かない健全な育ちだ!!』
と、強い口調で言ってきた。
は?
一瞬、何を言っているのかわからず、誰についての話をしているのかも、しばらくわからず、考えてしまった。
まさかワタシの子供のことをここまで言うとは思ってもみなかったので、啞然としてしまった。
我が子のことを言っているとわかった時、
何でそんなことを言われなくてはいけないのか
子供は一生懸命勉強して、行きたい大学へ行けたのに、金融というだけでなぜ批判されるのか
ワタシのことを言うならともかく、子供のことまでバカにするなんて許せない
ツラかった。でも漆原の前では、絶対に泣きたくなかった。
ワタシ
よく考えてみると、異常な考えをもった、やばい奴じゃん。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはいうものの、社員の会ったこともない子供のことを、ここまで言うか?普通。
ワタシは因果応報を信じている。
漆原は社会的に上の地位にいる人なのだが、そのうち子や孫に同じようなことが起こり、自分のことのように悩む老人になるだろう、絶対と、思っていたら、気分が晴れてきた。
ワタシもたいがいな奴なのかもしれない。思うのは自由。頭の中だけの妄想。
ただ、ワタシは引き寄せ力が強い。
いつかメッセージTシャツを着て、漆原を背に、歩きたい。
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