三女スエコの様子がおかしいので、当時の田舎町では珍しい心療内科受診へ

こころの病を持つ妹

一人暮らしを始めた三女スエコの様子がなんだかおかしい

県外の大学に通うため、一人暮らしを始めたスエコ。

 

入学当初は慣れない環境に、地に足が着いてない状態だった。先輩からダンス部に誘われたと入部。高校までは文化部に所属していたので、活発なダンス部には入ると聞いて、少し無理をしていないか心配だった。

 

しばらくして、スエコの様子がおかしくなってきた。

 

おかしなことを言うようになった

アパートの外に、自分を見張っているヒラヤマという男がいて、つきまとわれているという。詳細を聞くも、時系列が支離滅裂で、なぜ自分が狙われる対象になるのかなどの根拠は全くない。

 

そのうち、たくさんの男に、レストランの厨房で暴行されたと言い出した。けがをしたなら、病院に行ったり警察に言ったのか?とたずねてみても、復讐をされるから大ごとにはしたくない。どこにも相談していないし、黙っていたという。しかし、どう考えても暴行なんて不可能な時間帯。普通に営業している時間だし、詳細を聞いていくにつれ、全く話のつじつまが合わなくなってくる。

 

申し訳ないが、聞いているこちらが頭の中がぐちゃぐちゃになり、話の整理がつかず、疲れてしまった。なんというか、車酔いをしたときのような感覚になる。

 

行動もおかしくなってきた

しかしある日、突然アパートから自宅へタクシーで乗り付けて帰宅した。アパートが隣県だったので、高額な料金になるのはすぐわかることだけれど、スエコはそのあたりはもう考える余裕はなかったんだろう。

 

家に到着して、祖母に数万円の料金を支払ってもらったらしい。これはもう普通の状態ではない。

 

いよいよ専門のお医者さんに受診しなければ!と世間体をかなり気にしていた母も重い腰を上げ、ワタシも付き添って、心療内科へ受診をすることになった。

 

ワタシ
ワタシ

思春期に発症する精神疾患のまとめ (引用:梅本ホームクリニック)

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