介護費用が定額!『小規模多機能型居宅介護』という制度

離れて暮らす父の介護

現在一人暮らしをしている85歳の父。

82歳の時に脳梗塞を発症したものの、奇跡的に麻痺は少なく、日常生活を送れる状態と診断され、脳梗塞発症前と同じ、一人暮らしに戻ることとなった。

 

脳梗塞を発症する前の状況

脳梗塞を発症する前の介護度は、要支援2。

 

その頃は週2回のデイサービスを利用し、お風呂もデイサービスで入ってもらい、自宅にいる日は、夕食と洗濯の補助のため、夕方30分のヘルパーさんをお願いしていた。

 

電動三輪車でおでかけをして、食事などの買い物は自分でやっていた。図書館へも通っていた。

 

脳梗塞発症後、退院してからの状況

脳梗塞を発症したとは言え、麻痺はあまり残らなかった。けれども、1ヵ月の入院中に認知症がとても進んでいまったように感じた。そのため、退院後の介護の手がこれまで以上に必要となり、ヘルパーさんの回数を増やして対応してもらったところ、要支援2の介護保険ではまかなうことが出来ず、一ケ月15万円もの介護費用がかかってしまった。

ワタシ
ワタシ

脳梗塞発症してからの介護については、ここに書いているよ

 

 

一ヶ月の請求額でもう、遠距離介護が継続できなくなるかもしれないと焦り、ケアマネさんに相談してみたところ『小規模多機能型居宅介護』制度を教えてもらう。

 

小規模多機能型居宅介護ってどんな制度?

 

 

実家周辺で、小規模多機能型居宅介護を実施している事業所リストから、父に合いそうなところをケアマネさんに紹介してもらい、速攻見学予約を入れてもらうが、人気の事業所で、すぐに空きは無く、順番待ちリストに記名し、連絡を待つこととなった。

 

当時は介護費用がかさんでいる状況で、このまま順番が来ないと、どんどん貯金が減っていく不安もあり、ひたすら神頼み。

 

順番待ちから2週間ほどして、事業所から、利用者さんが入院することとなり、1席空きが出たので父を受け入れられますという連絡が入り、とにかく安堵した。感謝感謝。これまで利用した事業所のケアマネさんやスタッフさんとはお別れとなり残念だったけれど、背に腹は代えられない。

 

父は脳梗塞を発症し、認知症もある中で、独居老人という、いくつもの理由が重なり、優先度が高くなったようだった。

 

1ヵ月同じ金額で、デイサービス週3回(風呂利用)、朝ごはんの準備、温かいご飯の配食(昼・夜)をしていただける計画となり、かなり助かった。脳外科の先生からは、介護もサブスクなんですね~と言われて、なんだかちょっと複雑な気持ち。

 

介護してくださるスタッフは、1日3回のごはん時に訪問してくれ、声掛けながら体調も見てくれて、私は本当に助かっている。

 

デメリットも徐々に散見されるようになったけれど(あとで記載しよう)、事情があることなので、いまのところは感謝が勝っている。

 

  

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