父のクレジットカードを使って散財をしていた三女スエコ。
スエコは自分に都合が悪い話になると、最初は笑ってごまかすも、だんだんつじつまが合わなくなり、最後には大声を出して怒鳴りちらして終わる。
このパターン、ワタシは嫌気がさしていた。
しかし、複数の父のカードを合算して、ひと月に120万円以上散財していたことを知ると放っておけない。何を聞いても期待できる返答は得られないことはわかっていたので、ワタシの仕事が休みの日に、実家へ行くことにした。
カードの利用状況に気が付いたエピソードはこちら
実家へ行くとスエコは不在。
父に聞くと、スエコは精神病院へ自ら入院したという。
茶の間は書類や薬で散らかっていたのだが、スエコが座る定位置は空いている。
とりあえずその空間に腰を下ろすと…役所からの見たことが無い書類があった。
ただごとではない雰囲気の書類。
「催告書」と書いてある。
まさか税金を滞納している???
役所からは、先に督促状を2通送っているけれど、連絡がないので、最終通告として、催告書を出すに至ったという。本当に信じることが出来なかった。
催告書って督促状とは違うの?差し押さえ一歩手前だよね。催告書について(引用:ファイナンシャルフィールド)
両親の職業は公務員だった。どちらかというと裕福な生活をさせてもらっていた方だったので、滞納なんて信じられない。父は通帳には充分なお金を入れてあるから税金の滞納なんてありえないと言う。
そりゃ、そうだよね。
とにかく、父には申しわけないが、どこの通帳から税金がひかれているのか?生活費はどの通帳からなのか?聞きながら整理していった。
こんな状況になり、スエコは自分で問題を対処することができず、理由をつけて、普段外来受診をしている精神病院に自ら入院したのだろう。ほとぼりが冷めたら、すぐ退院するつもりで、きっとホテル利用な感覚で入院したのだろう。
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